医療法人社団山口医院

アレルギー外来

血液検査で、卵、牛乳などが陽性となりましたが、すべて中止すべきですか?

血液検査で陽性となれば、アレルゲンの可能性があるかは、皮膚テスト、
食物除去負荷テストで判定し決定しています。
また、年齢により、食物の除去で、今後の種々のアレルギー症状を出現しない様に
予防的に中止する場合もあります。
個人により、様々ですので、受診して相談してください。

薬は、いつまで服用するのですか?

◎喘息の薬の中止・減量について
 年齢、喘息の重症度により薬の減量の仕方が異なりますが、内科の気管支喘息の治療のガイドラインによれば、3ヵ月以上無症状なら薬剤使用をステップダウンすなわち薬を減量します。  小児科のガイドラインでは、数週から数ヶ月の無発作の経過の観察後に減量します。
すなわち乳児は、ステップダウン・薬の減量が比較的短期間で可能です。
 ステップダウンの目安は、症状やピークフロー値、呼吸機能などを参考にして行います。
 減量する薬の順番は、ガイドラインに記載されていませんが、β刺激剤の単独の連用は勧められないので、最初に減量する事が多いです。後は、もっとも効果のある薬剤を残して、併用薬を整理して行きます。
 しかし、患者さんそれぞれの状態により、薬の減量の仕方、期間は異なります。
 以上より、当医院では、患者さんに一番良い状態に保てる様なオーダーメイドの治療を目指しています。